保育園と幼稚園の違いといったらまず思い浮かぶのが、保育園はフルタイムで働くママが多く、幼稚園は専業主婦や、短時間勤務のママが多いということだと思います。
保育園と幼稚園、実は思っていた以上に違いがあるんです。
今回は、保育園と幼稚園の違いを簡単にまとめました。
目次
保育園と幼稚園の違い5つ!
管轄が違う
- 保育園・・・厚生労働省
- 幼稚園・・・文部科学省
保育園は、子どもを預かり保育する児童福祉施設、幼稚園は未就学児の教育を行う学校教育施設です。
[amazonjs asin=”4426120101″ locale=”JP” title=”まるごとわかる保育園”]
保育者の免許が違う
- 保育園・・・保育士資格証明書
- 幼稚園・・・幼稚園教諭免許状
保育園は保育士さん、幼稚園は先生です。
保育士免許で幼稚園の先生になることはできず、逆に幼稚園教諭免許を持っているからといって保育士として働くこともできないのです。
入園できる年齢と保育時間が違う
【保育園】
- 入園できる年齢・・・0歳児~小学校入学前
- 保育時間・・・原則8時間以上。朝7時~夜20時くらいまで
[amazonjs asin=”433301719X” locale=”JP” title=”ほいくえんのいちにち”]
【幼稚園】
- 入園できる年齢・・・3歳児(年少)~小学校入学前
- 保育時間・・・9時に登園して14時に降園。午前で降園という日も結構多い。
17時~18時位まで預かり保育がある園も。
[amazonjs asin=”4333021278″ locale=”JP” title=”ようちえんのいちにち”]
かかる費用が違う
地域や自治体、園によって大きく費用が違ってきます。
保育園
認可保育園でも無認可保育園でも、年齢が低くなるほど料金が高くなります。
世帯収入によって保育料が変わる。平均は約2~3万円。
保育料は自治体へ支払います
公的な補助を受けていない分、認可保育園よりも高く、10万円以上かかる園も。
保育料は園に直接支払います。
幼稚園
保育園と大きく違うところは、入園金が必要なこと、制服など園指定のグッズ(30,000円~50,000円くらい)を揃えなければならないこと。
また、保育料の他に、通園バス代、給食費、教材費、冷暖房費なども必要です。
地方自治体が運営しているので保育料が安いが、自治体によっては公立の幼稚園自体がない地域もあります。
- 入園金・・・5,000円~8,000円くらい
- 1か月の保育料・・・10,000~15,000円くらい
公立幼稚園の2~3倍費用がかかると言われています。
- 入園金・・・8万~10万円くらい
- 1か月の保育料・・・25,000~30,000円くらい
保護者の負担が違う
【保育園】
幼稚園と比較すると行事は少なめで送り迎えの時間もバラバラということもあり、保護者同士の関わりは少なめ。
役員活動、保護者会も夕方以降に行われる園が多いようです。
【幼稚園】
保護者参加の行事の数が多く、行事ごとにお手伝いに駆り出されることも。
バザーに力を入れている園などでは、バザーで販売する手作り小物を製作しなければならないなど負担も多め。
役員や保護者会は、たいてい保育時間である午前中に行われます。
ランチ会などの親睦会も活発です。
長期休みの有無
保育園と幼稚園の大きな違いに、幼稚園は春休み、夏休み、冬休みなど長期休みがあることがあげられると思います。
降園時間も早く、長期休みの多い幼稚園は、必然的にお友達と遊んだり、出かけたりする機会が多く、体力的・精神的・お財布的に大変という声も聞きます。
親子ともに気の合うお友達が見つかることも多いですが、深いママ友付き合いに疲れてしまったり、ママ友トラブルに発展することもあるようです。
[amazonjs asin=”4861013313″ locale=”JP” title=”行きたい保育園・行かせたい幼稚園 探していたのはここ! (クーヨンBOOKS)”]