Excelで表をつくる!罫線や色を付ける簡単な方法

Excelでもっとも作成されるのは言うまでもなく「表」でしょう。

これなくしてExcelは語ることは出来ません。

セルの書式設定については既にご紹介しましたので、残りの「表」を構成する内容、罫線やセル内の文字列設定について整えることを中心にご紹介してまいります。

とても大事なことなのでもれなく押さえるよう、頑張っていきましょう。

今回はまず罫線の引き方とセルに色をつけることについて、実際に「表」を作成しながらみていきます。

罫線を引く01

目次

Excelに罫線を設定する

まず、入力されたデータに罫線を引いて見やすくしましょう。

表に罫線を引くには、➀罫線を引く部分を選択してから引く ➁ドラッグ操作して罫線を引く の2つがあります。

➀罫線を引く部分を選択してから引く

罫線を引く02

まず罫線を引きたい部分をドラッグして選択します。

罫線を引く03

「ホーム」タブから、「フォント」グループの「罫線」ボタンの▼をクリックして罫線のプルダウンメニューを表示させます。

罫線を引く04

いくつかある中から「格子」を選択してクリックします。

罫線を引く05

選択した部分に罫線が引かれました。

➁ドラッグ操作して罫線を引く

罫線を引く06

「フォント」グループの「罫線」ボタンの▼をクリックして罫線のプルダウンメニューを表示させるところまでは同じですが、この方法では、「罫線グリッドの作成」をクリックします。

この段階では表にしたい部分を選択しておく必要はありません。

罫線を引く07

ポインターが罫線グリッドポインターに変わったら、表にしたい範囲をドラッグします。

すると、格子状の罫線が引かれました。

罫線を引く08

ポインターが罫線グリッドポインターのままですので、これを解除します。

罫線グリッドの作成ボタンをクリックするか、エスケープキーを押します。

Excelに罫線を二重線や点線にする

引いた罫線を二重線や点線に変えてみましょう。

二重線を引く01

まず列見出しの下を二重線にしてみます。

二重線を引く02

罫線グリッドの作成ボタンをクリックし、「線のスタイル」から二重線を選択します。

二重線を引く03

先ほどのようにポインターが罫線グリッドポインターに変わりますので、対象となる罫線、つまり列見出しの下部分の罫線の上をドラッグします。

二重線を引く04

すると、ドラッグしたところが二重線に変更されました。

罫線グリッドの作成ボタンをクリックするかエスケープキーを押してポインターを元に戻します。

点線を引く01

次に各列の下の罫線、すなわち各列の間の罫線を点線に変更してみましょう。

まず対象となる範囲をドラッグして選択します。

次に「フォント」グループ右下のダイアログボックス起動ツールをクリックします。

点線を引く02

「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されますので、上のタブから「罫線」をクリックし、スタイルで対象となる罫線を選びます。

点線を引く03

右の「罫線」中の変更したい罫線をクリックします。

この場合は列間の罫線を点線に変えるわけですので、中央横をクリックします。

すると罫線の種類が直線から点線に変わりました。

「OK」ボタンをクリックします。

点線を引く04

列間の罫線が点線に変更されました。

一番下の罫線は選択していないのでそのままの実線になっていることも確認しておいてください。

斜線を引く

このダイアログボックスを利用する方法で、斜線を引くこともできます。

斜線を引きたいセルをクリックして選択したうえで、先ほどの手順で「セルの書式設定」ダイアログボックスを表示させます。

「スタイル」から線の種類を選び、「罫線」の斜線ボタンをクリック、最後に「OK」ボタンをクリックします。

Excelのセルに色をつける

次に列見出し部分を色にして、表にメリハリをつけてみましょう。

セルに色をつける01

まず色をつけたい範囲をドラッグして選択し、「フォント」グループ・塗りつぶしの色ボタン塗りつぶしの色ボタンの▼をクリックします。

セルに色をつける02

「テーマの色」が表示されますので、そこから塗りつぶす色を選択しクリックします。

セルに色をつける03

対象となる範囲のセルが色で塗りつぶされました。

セルに色をつける04

また、「セルの書式設定」ダイアログボックスを立ち上げ、そこからセルに色を付ける方法もあります。

今回は罫線の引き方とセルを塗りつぶす操作について解説いたしました。

次回は基本篇の2回目として、「表」の大きさや幅を変えたり、中の文字列を見やすくするといったテクニックについて解説していきたいと思います。

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