場所さえあればおいしいサトイモが育てられる!サトイモの育て方

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場所さえあれば育てやすいサトイモ

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栽培期間が長く、葉が大きく茂るので1株でもかなりの場所をとります。狭い菜園には適していません。
場所に余裕があれば育てやすい野菜です。

サトイモ栽培のコツ

乾燥が苦手なサトイモ

サトイモにはタケノコ芋などの親イモを収穫する品種や土垂れなどの子イモを収穫する品種、ハッ頭イモなどの親子兼用の品種があります。
あらかじめ土に堆肥やぼかし肥料を前面に施し、耕しておきましょう。

東南アジアの熱帯雨林生まれの野菜で、夏の暑さと湿潤な気候を好みます。多少日当たりが悪くても育ちます。
寒さには大変弱いので、植え付けは地温が高くなってからにしましょう。

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サトイモの植え付け時期

サトイモの栽培適温は25~30度です。植え付け時期の4月にはタネイモが売り出されるので、それを購入して植えましょう。
芽がでるには25~30度の高い温度が必要で、乾燥を防ぐために畝をポリマルチなどで覆うのも有効です。

よく耕した畑に深さ20cmほどの溝を掘り、腐葉土、堆肥、ぼかし肥料などを入れて混ぜ、上から土をかぶせましょう。

タネイモは尖った芽があるほうを上にして、40cmおきにタネイモを置き、上から土を5~6cmかぶせます。

芽がでて葉が展開したら、水切れしないように管理します。芽出し後3週間たったら追肥、土寄せをします。

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夏に乾燥させないことがポイント

土が乾くと生育しなくなります。土の好みは少ない方ですが、砂質土や火山灰土のような乾きやすい土では、土寄せや敷きワラなどをし、水やりをまめにして乾燥を防ぐ必要があります。

葉が大きく伸びてきたら1カ月に1回程度土寄せします。

サトイモの収穫時期

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冬前には掘り上げる

霜のおりるころになると子イモや孫イモが大きくなるので、天気の良い日に掘り上げます。遅くまで畑においておくと寒さでイモが痛みます。貯蔵する場合は、子イモ、孫イモをはずさないで泥つきのまま水はけのよい土中に入れ、土をかぶせて盛り上げます。

収穫はクワやスコップでイモを掘りだします。イモを傷つけないように外側から掘りましょう。

注意したい病害虫

比較的病気や害虫が少なく、育てやすい野菜です。葉を食害するハスンモンヨトウや、梅雨明けにアブラムシが発生するので、早めに見つけて対処しましょう。

サトイモの栄養価

サトイモの成分の主なものはデンプンですが、他のイモ類と比べて特に多いのがカリウムです。サトイモのぬめりはガラクタンと呼ばれるもので、がんや腫瘍の予防に効果があるとされています。免疫力を高めて、ガンの繁殖を防いでくれます。
またぬめりの中に含まれるムチンという物質は肝臓や腎臓の弱りを防止してくれます、老化防止にも効果があります。

乾燥さえ気をつけていれば、育てやすいサトイモをまずはひと株育ててみませんか?

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