更新日2015/08/06 この記事は約 3 分で読めます。

豊富なビタミン、良質のタンパク質と脂質を兼ね備えたラッカセイの育て方

落花生

ラッカセイは地面に潜る不思議な豆

ピーナツ、ナンキンマメの名でも知られている落花生は中南米原産のマメ科の野菜です。
花のあとに子房柄が伸びて土にもぐり、地中に豆サヤができるおもしろい性質から落花生の名があります。

意外と家庭菜園で育てやすいラッカセイ

ラッカセイの育てやすい品種

ラッカセイには様々な品種がありますが、家庭菜園で育てやすい品種は「おおまさり」「半立性大粒落花生」などが失敗が少なくおすすめです。ラッカセイは苗も売られていますが、場所がある方はタネから育ててみましょう。
茎葉が地面を這う大粒種と、茎葉が立ち上がる小粒種がありますが、家庭菜園で育てやすいのは大粒種です。

ラッカセイ3 (800x800)

畑をよく耕し、やわらかい土に

ラッカセイは軽い火山灰や砂質の土壌を好みます。
受粉すると子房柄(花のつけ根の柄)が伸びて土にもぐり、地中でサヤができます。かたい土や粘土質では地中にもぐりこめませんので注意が必要です。

タネまき後は不織布で鳥害から守りましょう

栽培適温は15~25度です。5月上旬に、一晩水に浸したタネを2粒ずつ、5cmの深さにまきます。このときの株間は30cmが適しています。タネまきをしたら、発芽までは不織布で畝を覆って鳥の食害を防ぎます。土の中に埋まっていても鳥はおいしいタネをよく知っています。
タネまき後5~6日で発芽します。間引きの必要はありません。

致命傷になるような病害中はなく、育てやすい作物です。黒渋病、褐斑病、コガネムシ、アブラムシが発生する場合があります。なるべく薬は使いたくないので、マメに株を観察して状態を確認したり、トマト、ナスなどのコンパニオンプランツとして栽培するのもいいでしょう。

ラッカセイ4 (800x800)

中耕と土寄せは大事なポイント

ラッカセイは地中に豆サヤができる

育成初期から花が咲くころまで、除草、中耕、同時に株元への土寄せを2、3回繰り返し行います。
土をやわらかくして、子房がらがもぐりやすいようにしてやることが重要です。

花が咲いて地中にもぐり、子房柄の先端部に実ができます。広がってきた先の葉っぱが少し隠れるくらいに土で覆ってあげてもいいでしょう。

ラッカセイ2 (800x600)

ラッカセイの収穫時期

試し掘りのあと収穫

9月~10月になって、地上部の葉が枯れ始める前まだ葉が緑色のころが収穫適期です。まず試し掘りをしてみます。地中にどれくらいのマメができているか確認するために、端のほうを少し抜いて確かめます。
試し掘りをして実が太っていたら、晴天が続きそうな日を見計らって株ごと引き抜きます。

ラッカセイ1 (800x600)

ゆでラッカセイにするなら掘ってすぐに土を洗い落とし、すぐに茹でましょう。市場には生のラッカセイはなかなか出回らないので、茹でラッカセイを味わえるのは家庭菜園の醍醐味ともいえます。
保存をするなら根を上にして4~5日乾燥させ、その後株ごと雨をよけられる場所に吊るし、十分乾燥させます。

豊富なビタミン、良質なタンパク質と脂質が含まれたラッカセイは家庭でも気軽に栽培できます。
ぜひ、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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