キャベツの育て方!年中収穫できる美味しい野菜

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キャベツの育て方1:キャベツの収穫の手ごたえは最高

年中収穫できるキャベツを育てよう
 
キャベツはヨーロッパ原産で、もともと涼しい気候を好む野菜ですが、改良が進み、どこでも育てられるようになりました。季節に合った品種を選べば一年中栽培することが可能です。

夏まき、秋冬どり栽培がおすすめ

家庭菜園では夏に種をまいて秋冬に収穫する夏まき栽培が失敗が少なくおすすめです。夏まき栽培では生育期間が短い早生種や極早生種を使うのがよく、生育期間がほぼ適温域になるので育てやすく、収穫までの期間も短くて済みます。この時期は園芸店などに苗がたくさん並びますので、初めての方は苗を購入して育て始めるのも失敗が少なくいいでしょう。

苗の植え付け

夏まき栽培では苗の植え付けは8月中旬~下旬が適期です。幅50cmの畝に一列に植えるか、幅70cmの畝に2列に植えます。株間は40cmほどあけるといいでしょう。種から育てる場合は育苗はセルトレイやポットで行います。7月中旬に深さ4~5cmのセルトレイには2粒、3号(9cm)ポットなら3~4粒種をまきます。種をまいたら5mmほど覆土して水をやり、ぬれた新聞紙をかぶせます。発芽したらセルトレイのものは1本にポットにまいたものは2本に間引きし、本葉2~3枚のことに1本にします。水やりは土が乾かないように毎日行います。本葉が4~5本になったら畑に定植します。

肥料の与え方と中耕

植え付け後2週間目に、株のまわりに1株あたりひとにぎりの肥料を施します。追肥後、周囲の土を軽く耕して根を張りやすくして土寄せをしておきます。

2週間に1回くらい、除草を兼ねて株のまわりを耕します。野菜が育ってくると土がかたくなることがあります。そうなると水はけも悪くなりますので、少し耕して土を柔らかくします。
そうすることで根を張りやすくなり健康な野菜が育っていきます。

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キャベツの育て方2:キャベツの害虫

アブラナ科のキャベツは害虫がつきやすい

柔らかいキャベツの葉を好む害虫はたくさんいます。特にアオムシやヨトウムシが大敵です。
芽や葉裏をしっかり調べ、卵や虫を見つけたらすぐに補殺しましょう。またアブラムシやハモグリバエの被害も受けやすいのでキャベツの苗が小さいうちは防虫網で覆っておくと安心です。
葉に穴があいていたり、ふんが落ちているのは害虫がいる証拠です。葉の間などをしっかり観察することが対策にもつながります。

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キャベツの育て方3:いよいよキャベツの収穫

キャベツの収穫時期

上から葉の締り具合を見て、球の上面が3枚の葉が重なるように覆われるくらいにしっかり巻いてきたら収穫時期です。手で触って、中心部がかたくなっているのも確認しましょう。株元が見えるようキャベツを傾け、株元から包丁などを使って切り取って収穫します。収穫した時キャベツの甘い香りを感じられるのは家庭菜園をしている醍醐味です。

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キャベツの種類

最近では紫色のキャベツや生食に向いているグリーンボールなど品種も様々です。育て方は通常のキャベツと同じですので、いろいろな品種にもチャレンジしたいものです。

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