親が子供に「4つのしつけ」を教えたかどうかで、将来、日本では年収に86万円の差が生まれる。
お子さんをお持ちの親御さんなら、ドキッとする話じゃありませんか?
もしくは「自分は一体どういうしつけをされてきたんだろう・・」と、自分の親の顔を思い出している人もいるのでは?
目次
年収に差が出る4つのしつけとは?
●他人に親切にする
●ルールを守る
●勉強をする
なんてことない「当たり前」のことだと思います。
ところが、最近異変がおき始めているのです。
朝、学校でやるのが「普通」
近隣の小学校との比較―とある公立の中学校での話です
学区域が3つの小学校にまたがるため、それぞれの小学校での「習慣」のついた生徒たちが集まります。
その中で驚くべき事実が!
宿題をいつやるか?
B小学校:翌朝学校でやる子が半分、うちでやってくる子が半分
C小学校:うちでやってくるのが「普通」
どうでしょう?
C小学校が「当たり前」と思う人もいれば、A小学校が「当たり前」と思う人もいるかもしれません。
個人的には、C小学校が「当たり前」なので、この話を聞いたときは本当にびっくりしました。
このケースでは、前述した4つのことの
●勉強をする
が、蔑ろ(ないがしろ)になっているのです。
宿題とは「家庭でやってくるべきものとして教師が児童・生徒に課する、学習上の課題。」と辞書にあります。
このような定義がある以上、宿題を学校でしかも提出当日の朝にやるのは「ルール違反」です。
そして朝やっても間に合わないケースも出てきます。
宿題をうちでやってくる子。
朝、学校へ行って宿題をやる子。
将来それぞれ「どんな道を歩んでいくか?」「どんな30代、40代になるか?」想像がつきませんか?
親が子供に「遺してあげられるもの」
「先生」は「親」ではありません。
ですので、指導といっても限界があります。
親が、子供たちに宿題は前の日、少なくとも登校前までに「うち」で終わらせていくものだということが「普通」だという感覚=「当たり前」を植えつけることが重要です。
忘れそうになっても、何度も何度も根気よく繰り返し伝えなくてはなりません。
「あきらめず、やりぬく力」が「習慣」となります。
それは、学校の宿題にとどまらず、いろいろなところに波及していくのです。
そして、その子のその後の人生を左右するといっても、過言ではないのでしょうか?
確かにお金が全てではありません
でも、今の世の中、自給自足の生活をしない限り、お金を得られないと文字通り「食うに困る」状況にあっという間に陥ります。
自分の食い扶持(くいぶち:食べ物を買うための)になる仕事をどう選んでいくか?どう進めていくか?にあたって上記の4つはとても威力を発揮します。
子供や部下に言う前に、まず自分から。
自戒も含めて、当たり前を今一度見直してみませんか?
ほめてやらねば、人は動かじ。
山本五十六