左馬の由来と縁起とは?!舞う・招福・商売繁盛?

馬と言う字を逆に書いた左馬を本気で調べてわかったこと。
左馬は古来より福を招く、商売繁盛、金運上昇、千客万来など幸福のシンボルである由来と発祥を調べてみた。
また競馬に強くなるなんてこともある様で近年では競馬ファンにも人気だとか。

目次

左馬の由来

諸説あります。

【将棋 飾り駒・置き駒】左馬 (1尺(約30cm))

左馬由来1

左馬は「馬」の字が逆さに書いてあります。「うま」を逆から読むと「まう」と読めます。「まう」という音は、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こさせるため、「左馬」は福を招く縁起のよい駒とされています。

左馬由来2

「馬」の字の下の部分が財布のきんちゃくの形に似ています。きんちゃくは口がよく締まって入れたお金が逃げていかないため、古来から富のシンボルとされています。

左馬由来3

馬は人がひいていくものですが、その馬が逆になっているため、普通とは逆に馬が人をひいてくる(=招き入れる)ということから商売繁盛に繋がるとされています。

左馬由来4

馬は左側から乗るもので、右側から乗ると落ちてしまいます。そのようなことから、左馬を持つ人は競馬に強いといわれています。

左馬由来5

江戸時代より焼物では、作者の手を離れた作品が無事に焼けるように、新しく築いた窯での初めての窯焚き(初窯)の成功を願って、左馬を描いた物を焼くようになったそうです。

左馬由来6

江戸時代後期になると、左馬絵茶碗を焼き「病魔、中風除け」と言って、配ったそうです。初窯で焼く飯茶碗は【左馬の茶碗】といい、これで御飯を食べると、中風になら ないと云われ、縁起の良い物とされています。

将棋の駒が特産品

「馬」の字が逆さに書かれている「左馬」(ひだりうま)は、山形県天童市で生まれた天童独自の将棋駒です。
また天童市の将棋駒づくりは、藩士の内職が起源とも言われており将棋の駒の生産量は日本一であり大部分を占めます。
最高級の逸品からお手頃なものまで、職人の技の銘品を買うことが出来ます。

左馬の由来参考資料

山形県ホームページ
京菓匠 柳苑
天童市観光ガイド

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