目次
ビタミンたっぷりのヘルシー野菜!カボチャを育ててみましょう
カボチャは栄養価が高く、ビタミン類も豊富なヘルシー野菜です。
煮物、揚げ物、ポタージュ、プリンやパイなどのお菓子素材にといろいろ活用できます。
カボチャを育てるポイント
カボチャの植え付けは暖かくなってから
家庭菜園では苗を購入して植えるのが作りやすいです。ミニカボチャのプッチーニやほっこり133、栗坊やコリンキー、はやとなど様々な品種が園芸店などに並びます。お好みの苗を用意して植え付けましょう。
生育適温の幅は広いのですが、つくりやすさを考え。十分暖かくなってから植えるのが失敗しないコツです。
植え付け後に遅霜の心配がある場合はトンネル掛けにするといいでしょう。
育てる場所にあった方法を
カボチャのつるは地面を這わすのが一般的ですが、かなりのスペースを占領してしまうので、庭の隅や垣根の隅などに植えて垣根や塀に這わせたり、柵をつくったり、屋根の上に這わせたりするのもおすすめです。
親づると子づるを1本伸ばし、子づる、孫つるが伸びてきたら芽かきをします。
朝早い時間に雄花をとって、花弁を取り除き雄花に人工授粉をします。受粉したら日付を記したラベルをつけておきます。
敷きワラで病害虫対策
最初の実がついたころ、一面に厚くワラを敷き詰めます。敷きワラはつるを這いやすくし、実の汚れを防いだり病害虫を防ぐ役割があります。
注意したい病害虫はうどんこ病、タネバエ、ウリハムシなどです。特にうどんこ病はかかりやすい病気です。老化した葉あ伝染源となりますので、老葉を摘葉して風通しをよくして予防しましょう。
カボチャの収穫のタイミング
収穫の適期を見逃さない
小さい実がついたら畝の両側に肥料を施します。
西洋カボチャは交配後45~50日、日本カボチャは交配して30~40日後が収穫適期ですが、それぞれの品種により摘期があるのでそれに準じましょう。
西洋種はへたがコルク質になってきたら収穫適期です。収穫後は風通しのよいところに置き、1週間程度乾燥させると日持ちがよくなりおいしさも増します。
収穫したカボチャをさらにおいしく食べる方法
カボチャは収穫したあとにデンプンが緩やかに糖に変わります。そのため収穫したてよりもしばらく置いたほうが、甘みも増しておいしいカボチャになります。目安としは3~4週間ほどです。
甘みが増したカボチャは煮ても揚げても絶品です。ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれているほか、カルシウムや鉄などもバランスよく含まれている緑黄色野菜です。体をあたためる効果もありますので温かいスープにするのもおすすめです。