富士山や富士五湖方面は、東京から車で2時間ほどで行ける、気軽な旅のエリアです。
「もう何回も行っているから、もう遊びに行くところはネタ切れだよ・・」
そんな方も多いのでは?
そんなあなたのために、楽しい、かつ、今のところあまり混んでいないスポットをご案内します!
目次
富士五湖での観光風味なスポットに飽きたあなたへ~本当に癒されるかやぶきの里
西湖いやしの里 根場(ねんば)
なだらかな山の斜面に点々とある、茅葺の屋根の家屋。
日本むかし話のリアル版を見ているような勢いです。
確かにガイドブックにも載っていますが、なんとも地味な印象が拭えず、「ちょっと微妙だな・・はずしそうだな・・」と行くのに躊躇しがちです。
ちなみに、こちらの癒しの里の由来はというと・・。
元々は集落があったところですが台風による土砂災害で集落ごと流されてしまいました。
放置されていた集落跡を2004年から復活させようといういうことになり、この地が生まれました。
いかにも「作られた感」は薄いです。
なぜなら商売っ気をむき出しではないからです。
ただ、入場料を払わなくてはならないところで「あ、作りものなんだ」と気が付く程度です。
お勧めは、陶と香のかやぬま
陶芸(手びねり)が3000円でできます。
隠れたお勧めは、匂袋(においぶくろ)づくり体験です。
京都でお香の勉強をした、お店の人のお香のウンチクも聞けます。
やっているうちに、なんだかおばあちゃんのうちにきているような錯覚に陥るような癒し加減です。
茅葺の屋根の家屋にいると、なんともゆったりした空気が流れるのです。
窓際のいすに腰掛けて、お香の調合をしていきます。
ちなみに、10種の香原料を調香して好きな布袋に詰めるコースの費用は1,000円です。
このいやしの里、かやぶき屋根の家ばかりあるので、タイムとリップした錯覚に陥ります。
時期によっては、カイコを飼っている小屋もあり、昔度をさらにアップさせてくれます。
ごろ寝ができるかやぶき屋根の棟もあるので「何にもしない贅沢」を味わうには、うってつけです。
忙しい現代人が「そんなにあくせくしてどうする?」と諭され、否が応でもゆったりした気分になれます。
今話題の「サップ」って何?
カヌーより面白くて一度やったらやめられない「スタンド・アップ・パドルボート」
本栖湖アクティビティセンター
ここのお姉さんが「友達に『サップやってるんだ』っていうとボブサップ?て必ず返される」と言っていたとおり、
まだまだ認知度が低いサップ(STAND UP PADDLE BOARD スタンド・アップ・パドルボート)ですが、これは必ずきます。
なぜ来るのか?
カヌーより「水が近い」のです。
ボードに座れば、足を水にチャプチャプさせることもできます。
最初は落ちることが怖いのでおっかなびっくりですが、一度水に落ちてしまえば、全然怖くなくなります。
必ずライフジャケットを着用するので、どんなに深い場所でも沈みません。
一度落ちればむしろ気持ちいいのです。
湖に体を浮かべて、視界が全て「空」という快感を味わうもよし。
「自然と一体となれている感」がハンパないです!
巷ではカヌーが大ブームですが、カヌーより楽しいこと請け合い。
ただし、水に落ちて気持ちいい時期しかできない、つまり寒い時期は無理というところが、カヌーとは違うところです。
また、この本栖湖、透明度ハンパないです。
本栖湖の透明度はなんと12メートル。
山中湖は3.7メートルだそうです。
まさに「瑠璃色」の湖です。
体験パドルボードは5800円で、午前中のレッスンが面白かったら、そのまま午後ボードだけ借りることも可能です。
ボードだけのレンタルも1500円で可能です。
このスクールのある本栖湖の「洪庵(こうあん)」という場所は、千円札の裏側の富士山が描かれた場所でもあります。
いつもいつも富士山が見れるとは限りませんが、めでたく富士山が拝める時には千円札とその風景を並べて写真を撮っている人が多くいます。
税収いっぱいある自治体の誰でも使える格安な公共の宿
ヴィラ本栖
自治体が運営している保養所って、どんな印象がありますか?
「安いけどボロイ」
確かにそうかもしれません。
ところが、税収のいっぱいある区(都心部)の保養所は、そんなことないのです。
確かに築年数が結構立っていますので施設的には新しい感はありません。
でも、サービスが素晴らしいのです。コスト削減されていないのです。
その区の人しか使えないと思いがちですが、区民優先というだけで、区民以外でも使えます。
区民優先の募集期間終了後、区民以外の人もちょっと料金上乗せされますが、使うことができるのです。
この富士五湖エリアにも、そんな区の保養所「ヴィラ本栖」があります。
ヴィラ本栖の素晴らしいところ
ブッフェでなく、お料理をサーブしてくれる
ホテルなどでは、朝食も夕食もブッフェということろも多いです。
最初はとり放題でうれしいけど、滞在しているうちにだんだん面倒くさくなってくる・・。
そんなことありませんでしたか?
ところが、朝ごはんも夜ごはんもサーブしてくれるという「気持ちよさ」。
その気持ちよさの理由は?というと、あの「富士屋ホテル」グループが運営しているのです。
なるほど、サービスが行き届いて気持ちがいいです。
マッサージいすがタダ
普通、温泉旅館でマッサージ椅子が置いてあっても、200円くらいかかります。
ところがここでは、無料なんです。
しかも、8台くらいあり、専用の部屋は照明が落とされゆったりできます。
温泉につかった後、ここで揉みほぐされるという、幸福至極な瞬間に出会えます。
タダというところが「心のコリ」もほぐしてくれるのです。
朝予約すればお昼ごはんも同じレストランで食べられます
宿だけでも、テニスコートがあって(これも無料)、卓球(これも無料)、かなりいろいろできます。
なので、無理して出かけることはありません。
ひたすら宿でゆっくりするのも、またよし、です。
近いけど、出かけると、とてもリフレッシュされます
旅の醍醐味は「非日常」です。
近いけど、結構「非日常」がいっぱいです。
[amazonjs asin=”4533109829″ locale=”JP” title=”るるぶ河口湖 山中湖 富士山麓 御殿場’17 (国内シリーズ)”]
[amazonjs asin=”4398279296″ locale=”JP” title=”まっぷる 富士山 富士五湖・富士宮 ’17 (まっぷるマガジン)”]