リオオリンピック出場枠を賭けた激戦を観に行けるのはここだ!

来年2016年はリオデジャネイロ五輪開催イヤーですね。
競技施設が出来上がらないのではないかとか、治安面が不安だとか
いろいろと言われていますが、それでもやはり五輪本大会が近づいてきますと新聞紙上や
TVのスポーツニュースなどでリオ五輪のことが取り上げられる機会が
増えてきて賑やかになってくるというものです。

リオ五輪を前年に控えた今、実は、リオ五輪出場を賭けた熱戦がまさに国内外で
繰り広げられている真っ只中だったりします。五輪出場枠を賭けた熱き戦いも本大会に
引けを取らず、見応え十分。そこで今日はこれからリオ五輪を目指すアスリート達の
熱き戦いを国内で見届けられる種目をいくつか紹介したいと思います。

目次

1.女子サッカー

女子W杯で準優勝したとはいえ、強豪ひしめくアジア予選を勝ち抜くのは非常に熾烈を
極めます。先のW杯でベスト8に進出した豪州やアメリカと接戦を演じた中国に
勝利するのも容易ではありません。宿敵韓国も決勝トーナメント進出し、
力を付けていることを考えると当然侮ることが出来ません。長らくアジアの強国として
君臨し続ける北朝鮮の力強く泥臭いサッカーのペースに乗っかるようだとこれまた危険。
「絶対に負けられない戦い」が連日大阪で繰り広げられます。

サッカー選手女子_01

2016年2月29日~3月9日アジア最終予選(長居陸上競技場・大阪)
日本、中国、オーストラリア、韓国、北朝鮮6カ国総当たりによる上位2カ国が出場権獲得。

2.体操

内村航平選手念願の団体金メダルを目指す体操日本男子チーム。種目別のプロフェッシィナルで
チーム構成を組む中国の壁は非常に高いものがありますが、美しく完成度の高い体操と
チームワークでリオ五輪では表彰台の一番高いところに整列し、高らかに君が代を
歌ってくれることでしょう。
そのメンバーを決める大事な国内選考会に該当するのが来年のNHK杯ということになります。

体操選手_01

2016年5月NHK杯(国立代々木競技場・東京)
上位5人が出場権を獲得。残り1枠は種目別ポイントで決める。

*日程詳細は未定

3.競泳

世界水泳でメダルラッシュに沸いた日本水泳陣。しかしその輪の中に怪我をした
萩野公介選手の名前はありませんでした。そんな萩野公介選手を始め、リオ五輪
メダル有力候補の選手達が本大会に出場するためには当然レベルの高い国内の
選考会で勝ち上がらなくてはなりません。代表選手選出と同時にメダル候補になると
言っても過言ではないそんな水泳の選考会は見応え十分で、現地で観る価値が
存分にありです。

水泳選手_01 (1)

2016年4月4日~4月10日(東京辰巳国際水泳場・東京)
派遣標準記録を突破して2位までに入った選手を代表とする。
シンクロナイズドスイミングは9月から3度の日本代表選考会を実施して絞り込む。

4.男女バレーボール

バレーボールW杯の熱戦が記憶に新しいリオ五輪出場を目指す男女バレーボールチーム。
先のW杯で若い力が活躍し、期待膨らむ男子。強豪ひしめく中でどれだけ食らいついて
いけるかに注目です。
女子はリオ五輪本大会でのメダル獲得を目指します。そのためにも是が非でも
アジア大陸予選では出場権を獲得しておきたい。粘りとコンビネーションで
ライバル国となる韓国などを打ち破って頂きたいものです。

バレー選手_01

2016年5月14日(土)~6月5日(日)5大陸予選[アジア大陸予選](東京体育館・東京)
アジアから1チームだけが出場権を獲得します。
アジア大陸予選でリオ五輪出場を逃した場合、世界最終予選で五輪出場枠4を賭けて戦います。

オリンピック開会式_01 (1)

アスリートが五輪本大会でメダルを首に掛ける歴史的瞬間に立ち会うのも
醍醐味ではありますが、五輪出場を賭けた選考会を勝ち抜く上での選手各々の
ドラマを見届けるのもこれまた違う醍醐味があると言うものです。
国内会場で見かけたアスリートが五輪でメダルを獲得するとなれば、
それはとても嬉しい気持ちになるに違いありません。選考会も五輪へ繋がる道だと考えますと、
もうすでに五輪は始まっていると言えるでしょう。大会の詳細を問い合わせの上、
気軽に足を運べる選考会に足を運んで声援を送ってみてはいかがですか?

目次