小学校・中学校はお受験しない限りは選ぶことができません。
唯一、親が自由に選べるのが「幼稚園」です。
しかも、子どもにとって初めての集団生活となる「幼稚園」ですから、悩みに悩んでいるご家庭が多いのではないでしょうか。
幼稚園を選ぶ際には、おさえておきたいポイントがいくつかありますが、今回は幼稚園の特色・教育方針について我が家の実体験も交えながらお伝えしたいと思います。
目次
特色・教育方針をチェック!
いくら人気が高い幼稚園でも、親目線で魅力的な幼稚園でも、必ずしも子どもにとっての「良い幼稚園」とは限りません。
家庭と幼稚園の教育方針が似ている園を選ぶのがおすすめです。
- スポーツ・楽器演奏に力を入れている
- 英語・読み書きなど勉強を取り入れている
- 早期教育・脳を刺激するカリキュラムが多い
- 行事(運動会・発表会)の完成度が高い
- 教育よりもしっかり遊ぶことに重きを置いている
- 自然との触れ合いを大事にしている
- 畑仕事・泥んこ遊び、木登りなどを取り入れている
- 五感を刺激したり、創造性をはぐくむような指導
どの幼稚園も一長一短があるので、これが幼稚選びの難しいところでもあります。
こういう能力を伸ばして欲しい、苦手を克服して欲しいと言う理由で幼稚園を選ぶのも間違いではありませんが、子どもが楽しく通える、子どもの性格に合った園を選ぶことも大切です。
幼稚園児は少しのきっかけですぐに「幼稚園に行きたくない病」になります。
どんなに素晴らしい幼稚園でも、毎朝行きたくないと泣く子をなだめ、泣きながら登園なんてことになっては親も子も大変ですから。
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実際に自分の目で確かめるのが一番
ママ友からの情報や、幼稚園のホームページも参考になりますが、一番良いのは、実際に幼稚園に行ってみること。
今は、未就園児のサークルや、入園前に幼稚園に慣れることを目的とした「プレ幼稚園」を実施しているところも多いので、参加するのがおすすめです。
「プレ幼稚園」に通っていると優先的に入園できたり、中には「プレ幼稚園」に通わないと入園できないという園もあります。
そこの幼稚園に入園することになった時にも、先生方と顔見知りになっておくと子どもも親も安心ですよ。
実際、私もいくつかの幼稚園のサークルや、プレ幼稚園に通いました。
親も子も人見知りなので、通うのはとても勇気が必要でしたが、通って良かったなと1番思ったことは、幼稚園によって保護者のカラーが違うことに気付けたからです。
毎日の送り迎えや行事で顔を合わせることも多いので、保護者の雰囲気も見ておくと安心ですよ。
サークルや、プレ幼稚園に通うと、夏祭り、運動会、バザーなど行事を見学しただけではわからない普段の先生と園児の様子もわかるのでオススメです。
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我が家の幼稚園選び
我が家は上の子2人と下の子は違う幼稚園に通いました。
子どもたちや、そのお友達の成長を見ていて、卒園した幼稚園によって能力に大きく差が出たなと感じたことは特にありません。
私の周囲に限った話ですが、しいて言えば、マンモス園出身の子たちの方が積極的(リーダータイプ)な子が多く、少人数園出身の子はのんびりマイペースな癒し系な子が多いかなという印象。
幼稚園を選ぶ際に、子どもに合った園を選んだ結果、そういう性格の子が集まったということもあると思いますが。
上の子の場合
施設と完成度の高い行事で選んだマンモス幼稚園。
行事は立派で感動させられっぱなしだったのですが、子どもにとっては叱られながら同じことを繰り返す練習がつらく、登園を嫌がることも多々ありました。
登園拒否や、おねしょがひどくなるお友達もいました。
根気強く、集中して頑張る力が身についたこと、イスに長時間きちんと座っていられること、園児数が多くいろんなタイプの子と接することができ、小学校入学に関してはあまり不安がなく良かったなと思いました。
園バスで遠くから通っている子が多く、仲の良かったお友達とは違う小学校になったことが、親も子も意外とダメージが大きかったように思います。
下の子の場合
入園2年前に幼稚園のサークル(週に1回)、入園1年前にプレ幼稚園(週に2回)に通い、子どもの様子を見ながら選びました。
最終的に選んだのは、遊びを大事にするのびのび型の少人数の幼稚園。
若い先生からベテランの先生まで揃っていて、先生方がうまくフォローし合い子どもへの接し方が上の子の幼稚園とは全然違うなと感じました。
行事はこじんまりとしていて、言うなら上の子の幼稚園行事は親に見せるためのもの、下の子の幼稚園行事は子どものためのものといった感じ。
園バスのない地域密着型の幼稚園なので、仲良しの子と同じ小学校に通える点も魅力的でした♡
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