バッサリと髪の毛を切ると、「失恋?」と聞かれたりしますね。
男性なら冗談でそのように声をかけた人も多いかもしれません。
なぜ「失恋=髪を切る」というイメージが定着しているのでしょうか?
目次
「失恋=髪を切る」が定着した理由
【理由その1】
時代劇などで見たことがある人もいると思いますが、昔の身分の高い女性は夫の死後、髪を切り仏門に入るのが慣例でした。
出家するには、世俗や家庭生活への思いを断ち切らなくてはなりません。
こういったことから、夫との別れ=思いを断ち切る・未練を断ち切る=失恋と結びついたのではないかという説があります。
【理由その2】
人気アイドルや好きな人が「長い髪の女の子が好き」と言ったから・・・と髪を伸ばし始める女の子も昔は多かったですよね。
失恋後、無意味になったからと髪を切る人も多かったため、失恋=髪を切るというイメージが定着したという説もあります。
実際のところ、失恋で髪を切る?
実は、失恋したらバッサリと髪を切るという人は以外に少数派なんです。
それどころか、イメチェンしてより印象づけたいという意味で、好きな人が出来た時に、アピールの一つとして髪を切る女性もいるくらいです。
実際に失恋で髪の毛を切る派の女性の心境はというと・・・
- 髪を切って、気持ちも一新!
- 髪を切るのは、新たなスタート
- 髪といっしょに「過去」を切り捨てる!
- 未練を引きずりたくないから
リセットしよう、次の恋に向けて頑張ろうという前向きな気持ちで髪を切る女性が多いんです。
髪を切るという行為は、傷心旅行、やけ食いなどと同じ、失恋後の心の防衛反応でもあるそうです。
女性は、見た目を変化させると気持ちも大きく変わるもの。
そう考えると、女性よりも男性の方が失恋を引きずるのもわかる気がしますね。
髪を切ることは、新しい運気を呼び込む!
風水では、髪の毛は「木」の運気を持ち、「人との縁」に影響を与えます。
風水の面からも、失恋=髪を切るというのは、恋人との縁を切り、新しい縁を呼び込むという意味で正解かもしれませんね。
もともと念がこもりやすい髪の毛は、良いエネルギーだけでなく、ストレス、人の悪い気、電磁波などによって、マイナスなエネルギーも溜め込んでしまいます。
悪いエネルギーは毛先に溜まりますから、最近、ついてないなと感じたら、前髪や毛先をカットしてみるといいかも。
髪の毛を切ることで、念を切り落とし、厄払いになるとも言われているからです。
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髪の毛には「霊力が宿る」
髪の毛が、おまじない、呪い、お守りにと使用されてきたのは「髪には霊力が宿り念がこもりやすい」からです。
日本でも昔から「髪の毛には神が宿る」と言われてきました。
特に女性の美しい黒髪には霊力が宿るとされ、歴史上の著名な女性の遺髪が今も奉納されているそうですよ。
また、1880年の東本願寺の再建時にも、女性の髪の毛が活躍しました。
資材となる巨大な木材の搬出の際、事故が相次いだため、神が宿るとされている女性の髪の毛と麻を撚り合わせて毛綱が編まれたのです。
その毛綱は現在も東本願寺に展示されています。
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