仕事でアイデアツールを使うなら必ず読んでおきたい記事まとめ

9マスメモの利用法の3回目です。

これまでは、ビジネス・ツール的な使い方をご紹介しましたが、

アイデア・ツールとしても、もちろん利用することができます。

目次

例6 バトル・ゲームの武将キャラをつくる

バトル・ゲームの武将キャラクターを考えてみましょう。

キャラクターに必要な要素を、以下のように考えました。

・武器
・得意技
・弱点
・容姿
・容貌
・メイン・カラー
・服装
・アクセサリー

これらを右のように各マスに記入したものを何枚も用意して、

登場するキャラクターを考えていけばいいのです。

例7 考慮漏れをなくす

アイデア・ツールにせよ、ビジネス・ツールにせよ、

気をつけなければならないことのひとつに考慮漏れがあります。

既にある程度までパターン化されていたり、

フォーマット化されたりしているものがあれば、

項目や該当欄を埋めたり、全てのパターンを洗い出したりすればいいのですが、

フォーマット化・パターン化がされていないものや

新しいものを考える場合には、どうしても考慮漏れの危険性があります。

上司に進捗状況や成果などを報告した際に、

「xxについては報告がないけれど、どうなっているの?」

「こういう場合は、どうなっているの?」

などと訊かれて、答えに窮すると途端に

「きちんと管理できているのか?」

「よく考えたのか?」

と言われた経験が、ありませんか?

こうした考慮漏れをなくすためにも、9マスメモは役立ちます。

真ん中のマスに何について報告するのかを書いて、

周囲の8つのマスが埋まるまで考えるのです。

ある意味で、自分でパターンを作成していく

ということですね。

既にご紹介した5W3Hを考えるのはもちろんですが、

それらにしても

・納期が遅れたら、
・見積金額が上回ったら
・予定していた人数が確保できなかったら

というように、考慮しておくべき点はまだまだあります。

そうしたことを踏まえると、

8つの事項を考えるというのは、かなり大変な作業です。

逆にそこまでできているならば、自信を持って報告に臨むことができるでしょう。

それにも関わらず、別の視点からの質問が上司から出てくるようであれば、

その上司はかなりの「優れもの」の方ですね。

参考リンク

本稿までにご紹介した9マスメモは、今泉浩晃氏によって考案された「マンダラート」と呼ばれる発想法を元に記述致しました。

マンダラートHP
マンダラートとは

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