「ここしばらく、暑かったり寒かったりするので、くれぐれも体調管理には十分にお気をつけください。」
こんな一文が、ビジネスメールの文末に差し込まれていたら、どう思いますか?
相手が、独身の彼氏のいないカワイイ女子からのメールなら
- 「オレに気があるのかな?」
と勘違いしそうになりますね。
そんな相手の心象を良くする「体調を気遣うメール」ですが、「なかなか、こっ恥ずかしくて使えない。。そうは言っても、どういう風に書けばいいの?」というあなたに、文例入りでお伝えします。
自分がメールをもらう立場
という想定で、どの文章がグッとくるか、考えながら見てみてください。
目次
「体調を気遣うメール」を送るとどうなるか?
よそよそしいやり取りから一転、とても親しみをもってくれるようになります。
そして、親しくなっておくと何がいいのか?ご存知ですか?
仕事でトラブルにが起きたときの、「あたり」が違うのです。
これは、実体験で、本当に感じていることです。
メールを通じて、仲良くしている取引先の方との間にトラブルが起きたとしても
- 「○○さんだったから、善処してくれるだろう」
- 「○○さんのミスなら、まあ仕方ないか。。。」
疑いからではなく、信頼があるところからのトラブル解決は、解決までの時間が短くてすむので、仕事の進行の妨げになる時間は最小限で済みます。
お客さんとの信頼関係は、こんなところで効果を発揮します。
お客さんとの関係を近くする「体調を気遣うメール」文例
「そうは言っても、具体的にどんなふうにメールしていいか分からない・・」
そんなあなたのために、私が実際にお客さんとのやり取りの仲で頂いたメールにあった一文をご紹介します。
「朝晩肌寒くなったせいか、身の回りに自分も含めて風邪を引く人が続出中です。○○さんもお気を付け下さい。」
これから寒くなる10月頃に使えそうなフレーズです。
周りの人と自分の体調から、こちらの体調まで気遣ってくれるイマジネーションに感服しました。
「まだまだ暑い日が続きますが、お互いにがんばりましょう。」
真夏の暑いときには、こちらなどいかがでしょう?
「梅雨空が続きますのでくれぐれもお身体お大事に。」
6月にぴったりなフレーズです。梅雨の時期は憂鬱なもの。でもこの一言でちょっと気が和らぎますね。
「寒さ厳しき折、お風邪など召さぬようご自愛ください。」
こちらはちょっと目上の方向けの丁寧な言い回しです。
目上の人は、大事にされて嫌な気になる人はいません。
「お仕事、大変かとは存じますが、大丈夫でしょうか?ときおりお休みくださいね」
納期がある仕事に挑んでいる取引先には、ねぎらいの言葉をちょっと入れてみましょう。
違う仕上がりの成果物が上がってくること請け合いです!
実際にメールの文末に体調管理や気遣う文を付けてみよう!
上に文例を挙げましたが、そのままではなく、どんどん自分流にアレンジして下さい。
むしろ、どんどん自分の言葉でアレンジしたほうが、より息遣いの聞こえるメールになること請け合いです!
メールは、顔も声色もわからない分、ちょっとくらい大げさな表現の方が相手に伝わります。
特に、こういったポジティブ、前向きなことの場合はなおさらです。
- 思いやり、やさしさって、イマジネーション、想像力なんです。
日常生活で、自分の体調に気を配ってくれる人、いますか?
一人暮らしだと、気が付いてもらえないこともあるのではないでしょうか?
そんなときに、仕事のメールでも体調のことを気遣ってもらえただけで、ほろっときてしまいますよね。
情けは人のためならず。
優しくしてあげられる余力があるときに、ぜひ優しい言葉を投げかけておきましょう。誰かにかけた情けは、巡りめぐって自分に戻ってきます。
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