新しい商材が出て、お客さんに案内する時、頑張って売れるようについつい薦めまくっちゃいますよね。
ところが、自分がお客さんの立場で、押しの一手の商品を勧められたらどう感じますか?
買う気しますか?
「この人は、自分の成績を上げたいがために、ここまで積極的に薦めているんだな」
「俺って、いいカモなのかな?」
もちろん、自分の給料を上げることは万人の願いですから、売り上げを上げたいのは当然です。
仕事はお金を稼ぐためにやっていることなのです。
でも、こちらの言いたいことばかり言って、相手に商品を買ってもらえるでしょうか?
それはなかなか難しいですね。
では、うまい具合に、相手に買ってもらうためにはどうしたらいいのか?
電話で買って買って光線を出しまくっていた私が、上司から言われた一言で、はっと気がついたことをお伝えします。
目次
上司からのヒント
やはり、どうしても、売上を伸ばそうと、躍起になるのは、やむを得ません。
しかし、「あ、じゃあいいんですよ、別に」という態度を見せると、「いやいや、ちょっと待って、話を聞かせてよ」と翻ってきます。
「押してダメなら引いてみろ」という言葉、聞いたことありますよね。
「いらないなら、いいんですよ」という態度に、「実は、とても大事なものだったんじゃないか?」という焦りを相手に生じさせることが大事なのです。
そこで思い出した、とある歌の歌詞
背を向けられると不安になる
(誰より好きなのに/古内東子)
このことを思い出して、上司に「こんな歌詞ありましたよね!」と話したら笑われましたが、でも、そうだね、と同意を得ました。
恋愛と営業は、似ています。
自信を持って駆け引きすることが大事です
とはいっても、「引く」のはとても勇気のいることです。
相手に背を向けることで、あちらもそっぽ向かれれる可能性があるからです。
どうしたら自信をもって背を向けることが出来るのでしょうか?
相手の「状況」と「性質」を知ることで、自信を持って背を向けることが出来ます。
例えば、ホームページのスマートフォン化をおすすめする場合です。
進めるこちらのほうが「状況」を知っていますし、その必要性もわかっています。
この記事を読んでいる方の売りたいものは、ネット・パソコン周りのものですよね。
売られる側の人は、「状況」を知らないことが多いと思います。
そんな時に、「あ、いらないんですね、わかりました」と言われたら「知らんぷりしていたら、時代に乗り遅れるのではないか?」「実は、とても便利なものだったのではないか?」とノウハウを知らない売られる側は、焦ります。
そこが、「引き」の大事なところです。
相手の「状況」が、改善する余地があることを知っていてお勧めしてるのですから。
あと、相手の「性質」、押しに弱い人か、強がって押されると反発してしまう人かを見極めることが大事です。
引く=余裕 (断られる恐怖心によるものは×)
根底には必要なのは、自信であり、あなたはそれを使い分けるだけでよいのです。
押したり引いたりしながら、ぜひ相手の落とし所を見つけてあげましょう。
参考サイト
参考にさせていただいたサイトをご紹介します。