こんな上司はウンザリ・・部下がガッカリする「残念上司の6つの行動」
複数の人数で仕事を進める以上、まったくフラットな関係だけはすみません。
責任者、いわゆる「リーダー」「上司」が存在します。
会社という組織でないにしても、仕事をする上でポジションとして上司と部下という上下関係があるのはいたし方ありません。
その場合「上司」にあたる人は、部下の行動をみてカリカリしてたりしませんか?
その理由は「自分」なのか知れません。
「敵は己の中にあり」かもしれません。
目次
こんなことしていない?部下のやる気をそぐ6つのNGポイント
1.部下の話を聞かない
上司は、それはそれは忙しいでしょう。
でも、自分が忙しければ自分のタスクの優先順位があがり、部下の話なんで同でもいい優先順位の低い話だと決め付けていませんか?
全部が全部そうとは限りません。
耳を傾けましょう。
2.細かいことまで指示をする・細かいことを確認する
創業者などだと、自分が把握してないと気が済まない、もしくは自分と同じやり方でないものはNGと認識する上司が多いもの。
原元巨人軍監督は「野球の品格。」という本の中でこんなことを言っています。
チームを動かすには自分の小さな理想や固定観念で作ろうとしても、たいしたチームはできない。
一人ひとりの選手には、自分の理想とか創造を超越するもっとすごいパワーがある。
監督の考える理想なんかよりも、現実のほうがはるかに豊かなんです
この任せっぷりが、部下の「キラキラした目」を導き出すのです。
3.共通の目的意識を忘れて「無愛想」になっている
「忙しい」という漢字は「心を亡くす」と書くということはよく知られています。
忙しいのは上司だけではありません。
部下だって、心を砕いて、ああだこうだ悩んで、仕事をしているのです。
「自分だけが忙しい」という心が頭をもたげて、「無愛想」になっていませんか?
そんな上司に部下は話しかけることも遠慮することでしょう。
そもそもどうして一緒に仕事をしているのか?という共通の目的意識を忘れて、自分だけの理屈を通そうと、人の心は離れて生きます。
人は共感の生き物です。
4.情報を共有しない
子供のころ、仲間はずれにされて悲しい思いをしたことは誰でも一度や二度あると思います。
こちらをみてこれ見よがしに内緒話をされたときの気持ち悪さったら、本当にいやなものでした。
大人だって一緒です、会社の仲間だって一緒です。
あなたの知っている・やっていることを、パートナーも知りたいのです。
少なくとも、仕事の進捗やクライアントとの話がどう進んでいるのか?外出先などを「相手がわかるように」共有しましょう。
5.悪口を言う
人のせいにしています。
自分の責任逃れをするためには、これが一番簡単で効果的です。
でも、自分のランクを下げていることを、忘れないでください。
6.アホな客を相手にしない
確かに世の中いろいろな人がいます。
でも、お金をいただいている以上「お客さま」なのです。
自分の「食い扶持(ぶち)」なのです。
そこをよーく理解した上で、ものを言ったほうが得策です。
「子は親の鏡」と同じことが、「部下と上司」でも言える
どうしても自分には甘くなりがちです。
でも、上に立つ立場だからこそ、謙虚でなくてはなりません。
人を見下すのは、自分に自信のない証拠です。
部下が気持ちよくしてくれれば結局仕事の効率が上がるのです。
自分のとった態度の結果が返ってくるのは、実は「自分」のところなのです。