教育や育児は「学歴」より「育った環境」が大事な理由5つ
誰もが知っているような偏差値が高い一流大学出身であれば、会社に入って本当に活躍しているのでしょうか?
実は、このことに疑問を抱いている人事担当者も少なくないのです。
ある会社の人事採用者によると、大卒以外に高校、専門学校卒も採っているが、最も評価が高かったのは高校、専門学校卒だったのです。
目次
「育った環境」が大事な理由5つ
1.「育った環境」が自分で問題解決する力を育んでいる
学歴が低くとも、記述や知識を身に付けるために苦労をし、工夫を重ねてきた人は仕事のレベルが高いのです。
こういう人は、「これをやりなさい」「あれをやればOK」と進む道を常に塾などに道案内してもらって受験勉強をしてきた人とは、ぜんぜん違います。
日本人は過保護の中、受験勉強をするので、こなすことは出来ても工夫したり考えたりが苦手です。
会社に入っても、こなすことができても、いわれるまで待っている支持待ちが多いのです。
その点、自分で問題解決をしてきた人は、どうすればいいか?を考える「知恵」があるのです。
どうすればたどり着けるか「工夫」するのです。
そこが大きな違いです。
2.他人に頼れないから仕事にひたむきに取り組んでいます
大相撲をみてください。
日本人力士がようやっと大関から横綱にという局面にな最近なりましたが、横綱はずっと海外の力士でした。
なぜか?
育った環境が違うのです。
いろいろなものを与えられて育ってきた環境ではないので、自分自身が「掴み取ろう」とがむしゃらになるのです。
その結果がついてきているのです。
3.人のせいにしない
「時間がなかったから」
「親が勧めたから」
「周りがみんなそうだったから」
これらは責任逃れするための「言い訳」です。
時間は誰でも24時間ありますし、決めることを自分でしないから親や周りのせいにしてしまうのです。
うらんでいる、悔やんでいる時間があったら、行動をしましょう。
自分で道を切り開いてきた人は、言い訳をしません。
4.真剣に取り組む力がすごい
「なりたい自分」と、「どう現実にものにしていくのか」の計画、そして、それを「真剣に取り組んで実行する力」が大事なのです。
これは受験勉強でも身につきます。
5.トラブルに動じない&それに対処する能力をもつ
なので、トラブルはむしろウエルカムくらいに思っておくといいです。
それをどう解決していくか?
こればかりは、自分が経験して地と肉としていかないと身につきません。
「あの時はああだったから、今度はこうすればいいんだ」
という経験値は何にも替えがたい「財産」なのです。
ある意味、押し付けでやった受験勉強には、そんなメソッド(方法論)は書いてありません。
これは、つまずいて、そこからどうやって立ち上がったか?が大事なのです。
回数をこなせばこなすほど、そのスキルはアップしていきます。
これからの「10年」を作るために
やることはシンプルです。
計画する、粛々と行動する、それだけです。
ただし会社・職種によります。
名立たる大手企業では、この理屈はちょっと通用しません。
なぜなら、もう企業体質がコチコチに固まって、大卒、しかも学閥などの政治力が働いているからです。
ただし、その大手企業もここしばらく不祥事や内部でのいざこざで今までのポジションと同じでいられない=これまでの常識が通用しない
というタイミングに来ていることも確か。
大手は変われないのです。
どこでどう天秤にかけるかは、あなたの物差し次第です。