【仕事がデキる人は、こんなメールが送れる!】相手の健康を思いやるメール

「仕事のメールをするとき、用件以外にも何か気の利いた一文が添えられればなあ」
そんなこと、思ったことありませんか?

日本は四季折々の手紙の挨拶「時候の挨拶」があります。
自然にそんな気の利いた内容、さらっとメールに織り込みたいですよね。

でも、なかなか現実的には
「使ったことないから、これでいいんだろうか?ネットで調べるくらいしか、手はないな」
「かえって堅苦しいメールになっちゃう」と思います。
確かに、難しそうでとっつきずらいですよね。

ならば、相手の健康を思いやるメールでの一文はいかがでしょう?

自分の言葉で語る相手のことを思いやるメールは、ただでなくても硬いメールの文章の印象を和らげてくれる一文になります。
緊張感のある仕事の場面、一文のホッとできるような言葉を添えられるようになれば、仕事もビジネスメールも一人前です。

目次

こんな感じでもOK。相手の体調を思いやるメール例文

パターン1:夏の暑い盛り。クライアントは大阪、こちらは東京で仕事をしている

暑い
実際にあった話です。

毎月サービス利用明細をメールで送っているクライアントに、毎月季節折々の事象をくっつけて「ご自愛ください」と結んでいました。
毎月ご丁寧に返事を下さって、相手の会社の様子がわかるようなメールが返ってきます。

たとえばこういった具合です。
こちらは東京ですが、クライアントは大阪なので
「大阪の夏の暑さは、東京より一段と暑いと以前行ったときに感じました。
寝苦しい日が続くと存じますが、なにとぞご自愛くださいませ」
とメールしたら
「会社ではエアコンが効いていて、外に出ると灼熱地獄で、体がついていきません。
○○さんも、お体大事になさってください」
と返信が来ました。

相手の健康を思いやったつもりが、こちらの健康まで気にしてくれて、思いやりのブーメラン返しといったところでしょうか?
こちらまで元気をもらってしまいました。

パターン2:締め切り直前


一緒に仕事をしているパートナー会社の人にメールをするとき、締め切り直前は気持ちも体もヘロヘロになります。
メールの送信時間を見たら、夜中の1時・・。

そんなとき
「もうすぐ仕上がりますね!あまりご無理なさらないように・・」と相手の体調を思いやるような一文が添えられていたら。。。
体はともかく、気持ちは元気になること請け合いです。

そもそも「ご自愛」ってなに?

自愛
簡単に言うと「自分の体を大事にしてくださいね」ということです。

あまり、話し言葉で使わない言葉なので、初めて聞いた人は「自分を愛する?なにそれ?自己愛?ナルシ?」と勘違いしてしまいますよね。
学生のときにあまり使うチャンスのない言葉なので、就活などで文面に添えてあったら
「お、こいつ、できるな。ビジネスマナーを少しは勉強しているな」と思えるフレーズです。

「お大事に」は病院にいくと看護師さんや受付の人によく言われる言葉ですよね。
なので、具合の悪い相手に使う言葉ですが、これは別に今現在体調が悪くなくても、使える表現です。
そこがある意味オールラウンドに使えるということ。

メールだからこそ、少しだけマニュアルどおりじゃない一文を

会って話したり、電話なら、その声色で「怒っている」とか「機嫌がいい」とかが、わかります。
でも、メールもSNSもそうですが、あくまでも文字ベースでしか伝えられない、判断できないという側面があります。
だからこそ、メールに体温を含ませる意味でも、相手の体調を慮る(おもんばかる)一文が効いてくるのです。

照れくさいとは思いますが、自分の体調を気にしてもらっていやな気のする人はいません。
ちょっと勇気を出して、あなたなりの一文、添えてみませんか?

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