仕事をしていく上で、一緒に仕事の海を泳いでいくパートナーとの関係、どうですか?
対等な立場ならともかく、部下の場合、みんながみんな、チャチャと自分の言ったことをやってくれたらサイコーです!
ところが、そうは問屋がおろしません。
子育てについても、配偶者に関しても、同じことが言えます。
そんな地団駄踏みたい状況のとき、どうしたらいいでしょうか?
そんな時にお役に立つ、具体的な先人の知恵と具体的なコトバ、厳選3つをご紹介します。
目次
【其の一】やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
太平洋戦争時には、連合艦隊司令長官として真珠湾攻撃を指揮した、山本五十六(やまもといそろく)の言葉です。
ついつい口先だけで指示してしませんか?
まずは自分がやっている背中を見せることが大事です。
なかなか難しいですが、自分が首尾よく進めるため、と思うと、少し重い腰が上がります。
【其の二】まず隗より始めよ
高校の古文の時間に習いませんでしたか?
中国の故事です。
隗より始めよは、まず、人に言う前に自分から始めてください、という意味です。
【其の三】「3S」
「3S」ってご存じですか?
なんだそれ?って感じですよね。
昔、新聞で見た単語で、なるほどと思ったコトバです。
褒められて、嫌な気ってしますか?
「そんな~お世辞言って~」と思ったとしても、まんざらじゃないと思います。
その、褒める単語の頭文字を取ったのが「3S」です。
素晴らしい!
すごい!
すてき!
どうです、もう嬉しくありませんか?
この言葉を、会話の端々に取り入れてみてください。
「イヤな奴だ!」と言われるのでは、
どちらが快(こころよ)いですか?
もちろん、「素晴らしい人」と言われた方が快いし、うれしいし、自信を持てるし、やる気も出ますよね?
これがプラスのストローク。
その逆に、「ダメな人」と否定するのがマイナスのストローク。
このように、ストロークとは、認知(肯定)、あるいは否認(否定)を表現・伝達する言動の一単位のことです。
出典:ストローク・コミュニケーションのホームページより
まとめ
なかなか動いてくれないと、それは「短所」として捉えてしまいますよね。
誰にでも、「長所」と「短所」はあるものです。
でもイライラしている時に、残念ながらなかなか「長所」は目に飛び込んできません。
上記の3つに関して、「そんなこと言われても無理だ!」と思ったあなた。
まず、気分転換をおすすめします。
言うことを聞いてくれなくて困っている相手から、まず距離を置く。物理的に離れることです。
そして、全く関係ないところに自分の身を置いて忘れる、ということも大事です。
活字ばかりの本もオススメです。
なぜかというと、漫画など絵がいっぱいある本は、頭をフル回転させなくても、想像しなくても読み進められます。
ところが、活字ばかりの本は、その状況や登場人物を自分の中で想像しながら進めなくてはなりません。
強制的に、今の現実から頭を離すのです。
これは結構、効きます。
もともとあまり本を読まなかった私ですが、寝る前に本を読む習慣をつけてから、寝る前は違う世界に頭がトリップが出来るようになりました。
登場人物に感情移入できれば、他の人の頭のなかを覗けているようで、なかなかおもしろいです。
そういう風な好奇心で読み進めてみると、退屈しません。
自分の頭がリセットされると、気持ちもリフレッシュされ、パートナーにも違うアプローチの物言いができるようになること請け合いです!
参考サイト
参考にさせていただいたサイトをご紹介します。
ストローク・コミュニケーション