マクドナルド、ソフトバンク、空気の成分、これらの共通点は「78:22」ってどういうこと?

マック

マクドナルドって、あなたはどんなイメージを持っていますか?

最近は、経営が厳しかったり、原材料のことで問題が起きたりとちょっと苦難の連続ですね。
マクドナルドができる前の日本は、パンにハンバーグをはさんで食べるなんて概念がなかった時代です。
外食ですぐ食べられるものと言えば、うどん、そば、せいぜいそんなものでした。

でも、今やハンバーガーチェーンはマクドナルドに限らず、どこの町に行っても「当たり前」にあります。
そんな「当たり前」を誰が作ったのか?
日本マクドナルドの創業者、藤田田さんです。
藤田さんの「したたかな戦略」があったから、今日の日本でのハンバーガー文化があるのです。
しかも、その「したたかな戦略」って、ちょっと気持ち悪いくらいな法則性があるのです。

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そもそも、この方のお名前「藤田 田」何て読むかわかりますか?

「ふじた でん」さんと読むのです。
一回聞いたら忘れない名前です、インパクトあります。

彼は、大正15年生まれの大阪の淀川区出身、東大出身です。
「日本マクドナルド」の創業者であると同時に、「日本トイザらス」創業者・副会長でもありました。
なんでマックに行くと、ハッピーセットがあるかわかりますね。

東大にいた時に、GHQ(第二次大戦後、連合国軍が日本占領中に設置した総司令部、マッカーサーがいましたね)で通訳のアルバイトをしていました。
そこでユダヤ人に出会います。

ちなみに、前出の藤田さんは、昭和47年に銀座の三越の1階にマクドナルドをオープンしました。
そのころの銀座も、高級店が軒を連ねる町並み。
そんなところにファーストフードのハンバーガーショップを作るなんて、馬鹿かといわれたそうです。
でも、その戦略があったから、彼はハンバーガーを流行らせることを確信し、あえて銀座三越にマクドナルドを作ったのです。
戦略の礎は「ユダヤの法則」。
彼は自分のことを「銀座のユダヤ人」と称していました。
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ユダヤの法則って何?

ユダヤ人は「商売の天才」とも言われていてます。

Google創業者のラリー・ペイジ、Facebookのマーク・ザッカーバーグ、スターバックスのハワード・シュルツなど、これらの社長はみなユダヤ人なのです。
こんな名だたる企業の社長がみんなユダヤ人って、一体どういうことなんでしょう?

ユダヤ人は「商売」と「数字」に強いといわれています。

そんな、ユダヤ人が導き出した究極の数字の法則が「78:22」。
これは「ユダヤの法則」ともいわれます。

・預金者78%に対して、借りる人が22%の銀行の経営が一番よい
・空気は、窒素とその他が78%、酸素が22%
・人間の体は、水分が78%、その他の骨・皮などが22%
・「肺呼吸」と「皮膚呼吸」の割合は、78:22

藤田さんはこんな風にユダヤの法則を使いました。
サンキューセットです。
「500円」で390円のサンキューセットを買った時のお釣りは「110円」です。
「390:110」は「78:22」。
お客さんが払った金額に対し、いくらお釣りをもらうと「気持ち良い!」を考えてきた種段設定です。

数字の持つ「客観性」は、人を説得させるのに大いに役に立ちます。

ちなみに、藤田さんは昭和47年に「ユダヤの商法―世界経済を動かす」という本を出しています。
この本はいまや、アマゾンで古本は1万円以上のプレミアがつく本です。

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孫正義正の師匠は、藤田田?!

ソフトバンク
実は藤田さんが生きていた時、ある若者が来訪しこう聞いたそうです。
「ビジネスをしたいが、何をしたらいいのだろうか?」と。

藤田さんは「これからはコンピューターの時代だからコンピューターのビジネスをするといい」
といったそうです。
その若者とは一体誰でしょう?
そう、SoftBankの孫正義さんなのです。

ちなみに、ここにも「ユダヤの法則」が。
孫さんはペッパー君の開発にあたり、フランスのロボット会社を買収しましたが、その株式の購入割合は「78%」。
ペッパー君には、笑顔を点数化する機能がありますが、孫さんの笑顔は「78点」。

これぞ数字の持つマジックですよね。

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ちなみに、藤田田さんの師匠は、松下幸之助

藤田さんがマクドナルドを始める前(1971年)会いたいと電話したら、すぐに時間を取ってくれたそうです。
当時、松下幸之助さんはすでに有名人で経営の神様と言われていました。
藤田さんは、ただの中小企業の社長だったにもかかわらず、直接会ってくれて、ビジネスに必要な心得を教えてくれたそうです。
だから、孫さんにも会ったのかもしれませんね。

普遍的な法則を知っておくと、得する

ほかにも、パレートの法則など、ビジネスにとどまらず普遍的なことまで網羅する法則があるのです。
ぜひ調べてみてください!

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