速読……それは本を読む方なら一度は憧れるスキルではないでしょうか。
筆者も斜めに本を読むのだと言われてやってみたことがありますが、
斜めどころか普通に読んでも読めない部分があることに絶望し挫折した経験があります。
そんな心が折れやすい方でも気軽に速読にチャレンジできるのが、本日ご紹介するAndroidアプリ『名作で速読』です。
速読に挑戦してみたいと言う方は、要チェックのアプリなんですよ!
速読ってなに?
速読というのはそもそもどのようなスキルなのでしょうか。
日本速脳速読協会のHPによると『「速読」とは文字通り本を速く読むことです』と書かれています。
それはそうだろうと思った方も多いでしょう。筆者も思いました。
しかし、この後に協会HPはこう続けているのです。
『この意味については広く知られているところですが、速読の方法となると、まだ一般にはほとんど理解されていないようです。 多くの人が抱くイメージは「斜め読み」や「飛ばし読み」というもの。しかし、これはまったくの誤解です。「速読」は、文章をこれまで通りに理解しながら、文章を味わう読みかたなのです。』
引用:http://www.sokuno.co.jp/sokudoku/
つまり、冒頭で筆者がお話した『斜め読み』は速読ですらなかったわけです。
ただこれだけでは速度が早ければ速読か、ということになります。
またまた日本速脳速読協会のHPを覗いてみると、速読について下記のような記述がありました。
速読は文章をブロックごとに、あたかも風景でも「見る」ように瞬間的に視野に入れ、並列的に次々と内容を「理解」していく読み方です。一定の逐次的な訓練によって習得が可能です。けっして飛ばし読みではありません。
引用:http://www.sokuno.co.jp/sokudoku/
つまり、速読で大切なのは『読む』スキルではなく『見る』スキルなのです。
非常に速読のことが良く分かったところで、では速読が何の役に立つのかを見ていきましょう。
速読は仕事の役に立つ!
速読が何の役に立つのかというと、当たり前ですが『読書』のときに一番効果を発揮します。
この世にあふれる無数の本、速読さえできれば多くの本を生涯で読むことができます。
しかし、それ以外にも意外に使えるのが仕事の時です。
例えばバサリと分厚いマニュアルを渡されて、会議までに軽く目を通しておいて!なんて言われたとき、速読技術を使えば他の人よりも早く目を通すことができます。
素早く読めるということは、それだけで仕事を効率化できるということです。
読むスピードが速ければ早い程、仕事のスピードも速くなっていきます。
社会人として得ておいて損をするスキルではありません。
この機会にアプリを利用して速読をマスターしてしまいましょう。
使い方はとってもシンプル
『名作で速読』の使い方はとってもシンプルです。
アプリをダウンロードしたら立ち上げるだけ!
青空文庫で読める名作の冒頭部分がずらりと並んでいます。
お好きな作品をクリック。
すると『超低速』『低速』『中速』『高速』『超高速』とスピードを選ぶ画面が出ます。
お好きなスピードを選んで読み始めます。
選んだスピードに合わせて文章にスポットが当たっていきます。
まずは文章を固まりで『見る』ことを目標にしてみましょう。
一ページにつき13文字×10行にて表示されているので速読初心者でも読みやすいです。
まだ新しいアプリなため少し不具合もあります。
backキーを使用すると速読終了のタイミングがおかしくなるようです。
また筆者の携帯ではときどき文字崩れがあるのですが機種によるようですし、そこまで気にはなりません。
今後のアップデートに期待です!
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手軽に速読体験ができる、便利アプリです。
今後の仕事に速読を活かしていきたいと言う方も、ぜひ無料アプリからチャレンジしてみてくださいね。